いきなりですが、
サムネイルの答えを言っちゃいます。
余裕を持つために必要な事は
『知識』だと感じた話です。
どんなお仕事でも、
スキルアップって必要だと思います。
仕事に必要な資格をたくさん取っている
って方も少なくないのでは?
その資格・スキルは
生活の余裕につながりましたか?
私は逆だったんです^^;
幼稚園の先生が「なんでも屋さん」
と言われているのを知っていますか?
子どもと関わるうえで最低限
必要な知識・スキルがあるのはもちろん、
子どもに直接関係のないところで
「出来るようにならないといけないこと」
がたくさんあるんです。
時代や考え方によって
園の方針が改善されているとはいっても
まだまだ従来の考え方が
根強く残っている部分もありますよね。
例えば、
運動会や発表会では衣装を作ります。
小学校以来触れたことのない
ミシンのスキルが必要でした。
数十人分の衣装を作るとなると、
スピードも重要になり、
ひたすら頑張った成果
何とか自力である程度できるようになりました。
さて、その衣装を着て、
子どもたちは曲に合わせて踊ります。
曲によっては
隊形移動となる間奏部分を長くしたり
不要な部分を切ったり、繋げたりする
編集が必要になる。
10年前、まだ誰しもが簡単に編集できるような
時代ではなかったと思いますが、そのときから、
編集ソフトを使って感覚で編集できるようになりました。
壁面づくりで一日中ハサミを握っている時もあれば
運び込まれた園庭の砂を平らにすべく
休みなしで作業をしている時もありました。
こうして、必要なスキルを何とか身に付けながら
出来るだけスムーズに仕事をこなしていく。
すると自然と、経験を重ねれば重ねるほど
出来ることが増えていくんですよね。
だけど、
出来ることが増えて楽になったか?
というと、答えはNOです。
むしろ、大変になっていきました。
どういうことかというと、
「パソコンに強いよね!」
とパソコンでの作業を任されたり
「編集は先生しかできないから」
とお願いされたり
ミシンが早くなった分
自分の担当を早く終えても
大変そうにしている
人の分も手伝うようになったり・・・
もちろん、助け合いですから
私が苦手な所をしてくださったり
抜けをフォローしてくださったり
『お互い様』です。
私が言いたいのは、
自分ばかり仕事が増えたと
不満を感じたわけではなく、
スキルアップすればするほど
苦しくなったということ。
自分がスムーズにしたくて、
より良くしたくて、自分の意志で
仕事に必要なスキルを身に付けました。
だけど、
ミシンができるようになっても
編集ができても
パソコンや片付けが人より得意でも
お給料は変わらない。
お給料は変わらないけど、
できることは増える。
⇒進んでやる。
性格もあるとは思いますが、
スキルアップしたことで、
苦しくなってしまったんですよね。
時間に余裕をもちたいと
ミシンで衣装を早く作れるようになっても
時間に余裕は出来なかった。
スキルアップだと
何でもできるようになろうと頑張ったけど、
お金にはつながらなかった。
何が言いたいかというと、
お金にも時間にも余裕を持つために必要なのは
スキルではなかったということ。
ビジネスを学んで初めて
自分の無知さに気付けました。
必要なのは『知識』でした。
『知識』があるかないかは大きな差です。
私にとっての『余裕』は
時間的余裕・金銭的余裕で、
お金を増やすには
『増やすための知識』
時間を手に入れるためには
『時間を売らずに働く知識』が必要です。
ここ数カ月、初めて知ることや
改めて気づかされることも多く、
本当にひしひしと
『知識』の価値を実感しています。
まあ、幼稚園の先生をしていた時には
辞めることは念頭になく、
そのスキルが必要だったから
がむしゃらに得ようと努力したんですけどね。
今考えると、
余裕が欲しかったのに、
どんどん余裕はなくなっていってたな
と気付きました。
余裕が欲しいのであれば、
自分の思う『余裕』とは何か考えて、
その知識を学ぶ必要があったんですよね。
何にせよ私が、そしてあなたが、
今得ている『知識』は
正しく学んで使えれば
最強の盾や武器になるってことです^^
橘 まな
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