今日は少し色を変えて
愛読しようと思った本の感想と
内容をちょっとだけお届けします。
『続ける思考』 井上新八
第2章まで読み終えた率直な感想としては、
「続けることを難しく考えすぎてた」
でした。
私が本を読んで感じたように、
この記事を読んでみたら
「私も自然と続けられそう!」
って思えるかもしれません。
早速ですが、
続けるためにはまず、
始めなきゃいけないですよね!?
私は、これまで何かを始めるとき、
「毎日1チャプター英語の勉強をしよう」
「前日の復習をしてからその日の分に取り掛かろう」
「毎日1時間歩こう」
って、大きく考えていました。
その方が確実に成果が出ると思っていたから。
でも、結局やることが苦痛になって
無理やり自分にさせてる状態に。
楽しくない。
そして、やらなくなっていく。
結果、何の成果も出せていないどころか
やると決めたことさえ忘れてしまっている。
私はミセス3日坊主だったので、
もう、ホントこれ、あるあるでした。笑
まあ、だからこの本を手に取ったのですが。
本の著者が続けていることは
ざっとした箇条書きでも
2ページには収まらないほど。
25年続いているジョギングを始めとして
ゲームをしたり漫画を見たり
短歌を読んだりと多種多様で、なんと
26項目が挙げられていました。
どうやってそんなにも沢山のことを
続けられているのか?
第2章までの間に
紹介してくれていたものから3つ
印象に残っているものをまとめます。
1.ふだん自然にやっていることを「意識する」
“何が大事かというと、
小さなことを「意識的にやる」ということ”
例えば、私の場合、朝起きてまず
カーテンを開けるな~とか、
起き上がったらトイレに行くとか
トイレの後には顔を洗って歯磨きをするなとか。
“それを「続ける」観点で見ると
「今日も続いた」に変換される。
つまり、誰しもすでにもう何かを続けている。
それを意識することで
「続ける」ということを楽しめるようになる。”
ここまで読んだ時点では、
「まあ、確かに」
くらいにしか思っていませんでした。
2.小さなことを始めてみる
“何でもいいから小さなことを始めてみる”
窓を開けて外の空気を吸ってみるとか
5秒伸びをしてみるとか
1ページだけ本を読むとか
読むのも面倒だったら
本を手に取ってみるとか、
そんなのでもいいらしい。
小さく続けることで、
外の空気を吸うのが深呼吸にかわったり
伸びがちょっとしたストレッチになったり
手に取った本を5分読んだりと、
少しづつ変化していく。
“だから、まずは「続く方」を選ぶ。”
このあたりで
「内容より自然に続けられるってことが大事だな」
習慣化という言葉を思い浮かべました。
3.セットにする
“「小さなこと」と「小さなこと」をセットにして
2つで一つの習慣としてとらえる”
小さなことには、「忘れやすい」
という欠点があります。
それの対処法がセットにすること。
『朝起きてまずカーテンを開ける』と
『外の空気を吸う』
をセットにして
『朝起きてカーテンを開けたら
窓を開けて外の空気を吸う』
という一つの習慣ができる。
「それを繰り返していけば、
どんどん変化して
いろいろな事が習慣化できるな」
と私は思いました。
外の空気を吸うだけじゃなくて、
深呼吸しながら伸びをしたり
それがストレッチに進化したりして
最終的には
『朝必ずストレッチをする』
ということの継続につながるなと。
つまり3つをまとめると、何事も
すでに習慣化しているものとセットにして
小さく始めていくだけでいい。
ということ。
そのうちそれが変化しながら繋がって
一つのルーティーンができる。
そのルーティーンを作ることが大事。
早く成果を出したいから
負荷をかけて始めても
苦痛になって続かなかったら成果は出ない。
逆に、自然にできるレベルから始めて
少しずつ進化させながら
確実に続けていく方が成果出ますよね?!
私はもうすでに、この考え方を
意識的に生活に取り入れて
いくつか継続することができています。
生活の習慣が
「パソコンに向かう」
ということとセットになって、
自然に仕事を始めることもできています。
この本に出会うまでは、
始めるハードルを自分から高くしていたし、
高いハードルだからこそ
続けることもできなかったんだなと感じました。
すでに習慣化しているものとセットにして
小さく始めていく
あなたも是非
やってみてくださいね^^
P.S.
ちなみに、著者は
絶対に続く究極のやり方として
「毎日やる」と決める
ということを強調しています。
「毎日やる」のではなく、
「毎日やると決める」
「一日休んでまた明日しよう」
と「やる日」「やらない日」を作ってしまうと、
人の意志はそれほど強くないので続かないと。
“ラクに続けるには選択肢を減らすことが
一番手っ取り早い。
まず、「やらない」という選択肢を無くしてしまう。
「やる」「やらない」を
いちいち毎日考えなくていいようにする。”
実際に何らかの理由で難しい日は
ちょっとだけでもやる。
全部じゃなくていい。
面倒だと感じても、
はじめだけやってみたら
「ついでに」と最後までできたり、
どうしても休みたい時は
「休むなら明日」
と今日やってみるを繰り返せば
休まなくて済む。
出来た日にはカレンダーに印をつけて
出来なかった日はその理由を書く
それでも、続けたことになる。
毎日するようなことでないなら、
「週に2~3日」ではなく、
曜日を決める。
決めた曜日にできない時には
その前の日にする。
…といったように、
『続ける思考』という本なので当然ですが、
続けるために必要なことが
この本にはたくさん詰まっていておすすめです!
橘 まな
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