こんにちは~
Mana改め(早速改名しました)
橘 まな です*
今日は、
考え方が180°変わった話
をします。
『完璧主義者』と聞いて
皆さんどう感じますか?
私は、素晴らしいことだと思っていました。
何事にも手を抜かず、
自分の中の完璧を提供することが
相手にとっても喜んでもらえるのだと。
でも、そうじゃなかったんです。
「え?なんで?」
そう思ったあなた。今日は絶対に
この記事を最後まで読んで
考え方を上書きしてください。
かれこれ高校生の時から、
好きな芸能人がいます。
4年程、活動休止していて
最近コンサート開催の発表をしたグループの
紫担当の方のファンなんですけど、
彼の仕事に向き合う姿勢は
まさに『完璧主義』
裏でも力を抜かない、そんな姿を
ドキュメンタリーで観て
本当にかっこいいと思っている。
彼のこだわる演出は
どれも「すごいな~」と思うし
ライブではまさに
「最高」の気持ちにしてくれる。
始めは彼への
あこがれだったのかもしれない。
無意識のうちに、
何事にも「もっといいものに」と
こだわって完璧に成し遂げようと
している自分がいました。
例えば、
フリマアプリで出品する時。
相手が喜ぶに違いないと思い
毎回、オシャレにデザインした
手書きのサンクスカードを同封。
押し入れ収納。
見栄えにこだわって
同じ箱でそろえようと
何回も店に出向いた。
発表会の衣装。
縫い目がきれいになるように
一着一着丁寧に作った。
相手に喜んでもらいたい
という思いもあったけど、
このこだわりは完全に、
『自己満足』という言葉が
ふさわしかったと思います。
作業をしている時、
相手の反応を想像しながら、
時間をたっぷりかけていました。
そんな自分に
酔っていたのかもしれません。
ビジネスを始めて、
最初に『マインド』というものを学びます。
その中で、『完璧主義』
というワードが出てきました。
内容はこうです。
・自分が完璧だと思っても
相手にとっては完璧じゃない
・自分にとって完璧じゃなくても
相手は完璧だと思うかもしれない
・答えは自分の中にはない
世に出してみて初めて答えが分かる
・まず終わらせて試してみることが大事
・時間をかけて完璧に作り上げても
需要が無かったら落ち込む
・試しに世に出して
その結果を見て改善すればいいだけ
・迷ったりこだわったりしている時間は
何も進んでいない無駄な時間
耳が痛かったですね。
現実を見ました。
フリマアプリではレビューにカードの
お礼を書いてくれる人もいて喜んでいたけど、
皆じゃない。
人によっては
「どうせゴミになるのに」
って思う人もいるだろう。
押し入れ収納
夫に「綺麗で分かりやすいね」
なんて言われると思ったら
箱を買うときに
「高っ!これじゃないといかんの?」
と言われてしまった。
発表会の衣装、
衣装自体は子どもや保護者が喜んでくれても、
縫い目なんて客席から見える訳がない。
どれをとっても、
自分がこだわっていたことは
誰も求めていない。
そんなことに
時間をとられるのなら
もっと大事なことに時間を使えたんです。
ちょっと失敗したところが気にくわなくて
新しく作り直したこともあった。
自ら時間を費やしてしまっていた。
自らお金を水に流してしまっていた。
失敗が、傷つくのが怖くて
時間やお金を使って
予防線を張っていたんです。
私の好きなとあるバンドの歌に
『ミスターパーフェクト』
という歌があります。
『誰からも愛される人になるために
誰にも嫌われない人になるために
いらないものを捨てていき
それ以上捨てるものがなくなった最後
そこには誰もいない
自分さえもいない』
そんな歌です。
過去を思い返して気づかされた
自分が思う完璧を目指して
あれこれやっても結局、
完璧な結末など得られない。
という事実。
完璧主義の末路は無なのです。
私はもう、完璧主義をやめました。
と同時に、
これまで自分を縛っていたものから
解放され、楽になりました。
くよくよ悩んだり
時間をかけてこだわったりする前に
「一回、試してみよう!」
そう思えるようになりました。
もちろん、
テキトーになったということではありません。
『完了主義』を手に入れました。
意識すべきことを取り入れながら
まずは終わらせてみる。
↓
試してみる。
↓
上手くいかなかったときには
原因を探り、改善して、
また試してみる。
この繰り返しの中で
相手にとって本当に必要なことを
見極めながら前に進んでいます。
ちなみに、前半で述べたアイドル
今でも大好きです。
完璧主義に思えていた彼もきっと
リサーチして、仲間に相談して、
何度も試して…
周りを見ながら途方もない努力をして
そうやって求められるものを
導き出しているに違いありません。
自分にとっての完璧を目指すのではなく、
まず行動して
相手や周りの求めているものに目を向ける。
ビジネスをしていく上で、
とても大事なお話でした。
では、また次の記事でお会いしましょう☆彡
橘 まな
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